MZ Club ホーチミン(LIVE MUSIC BAR)の遊び方




🇻🇳MZ Club(LIVE MUSIC BAR)のステージ
MZ Club ホーチミン
ホーチミン・ブイティスアン(Bui Thi Xuan)通りにあるLIVE MUSIC BAR MZ Club。ここは1階がMZ Restaurant(WINE BAR&DINING)になっており、正面入り口の右手にいる男性に「LIVE MUSIC BAR」と伝えれば、そのまま奥へ誘導される。1階レセプションを左に曲がると階段があり、登ると2階レセプションに着く。誘導に従って入店すれば問題ない。

MZ Clubの客層は外国人富裕層とその2世が中心だ。ドンコイ通りにある系列店MAXIM’S CLUBから上客が流れてくる。ホーチミン・シティでは、ここのようなナイトクラブが銀座の高級クラブに近い位置付け。バンコクならコヨーテクラブか。レタントン(日本人街)は出張者や駐在員などサラリーマン憩いの場であり、位置付けとしては新橋や神田といったところ。

薄い壁の向こうから尾崎豊が聞こえてくる様は、昭和のスナックそのものだ。

レセプションからマネージャー・バーテンダーに到るまで、全てのやり取りは英語となる。ホテルやレストランで問題なくやり取りできる英語力があれば十分だ。私はほとんど英語を話せないが、ひとりでも飛び込んでいる。バーテンダーとの会話もおぼつかないが、生ライブが始まったら会話をやめて音楽を楽しめば良い。

服装はドレスコードあり。短パンでは入店不可。スカイバー同様のイメージで、お洒落に決めていこう。席に着くと挨拶から始まり、ボトルメニューを渡される。ほどなくして宿泊中のホテルを尋ねられることでしょう。相手はあなたを値踏みしているので、実際に泊まっているホテル名は伏せ、ReverieとかSheratonと返せば良い。単なる挨拶なので。

色々と堅苦しさもあるが、慣れてしまえば食事も美味しいし、雰囲気も抜群。夜9時を過ぎると結構混み合って来る日も多い。座席は女性バーテンダーのいるバーカウンター、2人用のソファー席、団体でも座れるソファー席がある。MZ ClubはLIVE MUSIC BARと言っても、楽しみ方は色々だ。基本的に男性もしくは男性・女性で訪れるのが自然。女性同士は浮いてしまうので、好奇心が抑えきれないレディーの方は、通っている紳士に連れてってもらうと良い。

男性ひとりで飲む場合、バーカウンターがおすすめ。2人用のソファー席はデートで行くか、お店の女の子を着けてもらうのが良い。団体でも座れるソファー席は、ステージに近い場所を予約しておこう。事前に少し通ってみて、マネージャーや女の子と連絡先を交換しておくとスムーズだ。こうやって席を作ってもらう感じが銀座っぽい。

料金は1組2万円(4,000,000VDN)前後+チップを見込んでおけば良い。一人でも二人でも料金はあまり変わらない。ボトルメニューを一通り確認すると、1〜2万円のボトルがミドルの価格帯。適当にウイスキーかワインを選んで、その日のうちに空けてしまおう。一応ボトルキープも出来るが、ここでは「セコイ飲み方」になってしまう。ちょうどボトルが空いたタイミングでチェックすればスマートだ。フードはクオリティが高い割に価格は安い。

最後にチップ相場ですが、女の子を席につけた場合は50万VDN、マネージャーは色々お願いしたい場合は50万VDN、必要ない場合は30万VDNが相場。客にとってはコンシェルジュ的な存在なので、ここに投資しておくのはありだ。ボーイは10万VDNで十分。バーテンダーは基本的にチップ不要。おそらくボトルが入るとバックがあるので、これがバーテンダーのインセンティブになっている。仕事内容や給与体系の違いを知って、スマートに立ち回れれば上級者だ。

あと、トイレに向かう通路には2名程度ドア係がいる。2万VND(約100円)ほどチップを渡して欲しい。トイレ専属の係が常駐しているかどうかは、高級店の目安になる。Catwalkでトイレの中に手拭を渡す係がいたのには流石に参ったが・・・。

MZ Club 名刺