地元タイ人おすすめのタイ料理、タリンプリン(Taling Pling)は本当に美味しかった!




2017年最初の旅(冒険)はタイ・バンコク。そういえば2016年最後の旅も、Xmasのバンコクだったな。金曜の夜、トンローの美女と一緒にディナーへ行くことになった。「ホテルまで迎えに行くよ(宿泊はアソーク)。」と言ってくれたが、わざわざ迎えに来てもらうのも申し訳ないと思ってしまうのが日本人の性(さが)。せめてトンローまでは出向こうと思い「BTSトンローまで行くよ。」と返す。

彼女が白の車で迎えに来ると、助手席に乗り込み軽く挨拶をした。「何が食べたい?」と問われ、迷わず「ThaiFood.」と答える。「OK.美味しい店あるよ。」と車を走らせる彼女。スクンビット通りから路地に入ると、10分もかからず目的地に到着した。そこはスクンビット・ソイ34にあるタイ料理の名店タリンプリン(Taling Pling)。25年の歴史があるレストランで、名前だけは聞いたことがあった。

タリンプリンスクンビットソイ34入口
時間は8時少し前、広い駐車場に2台ほど車が止まっている。初めての来店だが「まだ早いのかな。」と感じた。車を降りると気温は25℃くらいに落ち着いており、湿度も低くさわやかな風と匂いがする。タイ特有の屋台の匂いはなく、さすが高級住宅街だなぁと関心。それにしても1月のバンコクは、とても過ごしやすくて気持ちがいい。

タリンプリンスクンビットソイ34店内
店内には白人の家族が2組。大テーブルを囲んでみんな幸せそうだ。旅行者の来るエリアではないから「きっと駐在員なんだろうな。」なんて想像しながら、しばらく眺めた。2階へ上がる階段の左右にもダイニングが広がっていて、写真のとおり隣のテーブルとの間隔は空けてある。ゆったり過ごせる反面、組数はそんなに入れない印象。それにしても床やテーブル、ソファーなどが綺麗に管理されている。

タリンプリンおすすめメニュー
2人で取り分けて一緒に食べる。日本人向けの味付け?と思えるくらい、驚くほど美味しい。これまで行ったタイ料理の店では一番だと思う。

タリンプリン トムカーガイ
こちらは以前、私が好きだと話していた「トム・カー・ガイ」のスープ。それを覚えていた彼女が、気を利かせて頼んでくれた。「好きなんだよね。」と微笑む彼女。「ありがとうスクンビット・ソイ34(感動)」と心の中でつぶやく。もう色んな意味でメロメロである。こんなやり取りをしている間に、1階はほぼ満席となっていた。

TALING PLING タリンプリン スクンビット
時間は9時を少しまわったくらいか。席を埋めていたのは、日本人駐在員のようだ。駐在員のお墨付きとあらば、やっぱり名店なんだろう。美味しいのも頷けた。彼女は美人で面倒見がよく、すらっと背が高い。獅子座の女性は、民族が違っても特徴は変わらない。なまじ格好つけてエスコートするより、ついていくほうが好かれる。主導権は渡しておこう。

タリンプリン(Taling Pling)の場所と行き方ですが、25 Sukhumvit Soi34 にあります。歩くと遠い場所なので、タクシーか在住者の車で。もともとオーナーの住居を改築した店舗のようで、思い切り住宅街のど真ん中にあります。食事だけが目的ならば、Central World 3階Siam Paragon G階など、街中の店舗でいいと思います。暮らすような旅をしたい方や、お店の雰囲気を楽しみたい方は、こちらがおすすめ。バンコクの旅に慣れてきたら、ベタな観光スポットよりも、住んでいるような雰囲気を味わえるお店もいいものですよ。