タイ・バンコク不動産投資(2018最新)バンコク都心部・CBDとは実際どのエリアなのか?




🇹🇭バンコク都心部・CBDとは実際どのエリアなのか?
バンコク都心部 CBD
タイのバンコクで不動産を購入する場合、売り手は当然CBD(中心業務地区)へのアクセスの良さや、「次のCBDになる」「新線ができる」「新駅ができる」「日本人に貸せる」などなど、良さそうな事ばかり言います。高額な不動産の購入を決断してもらうわけですから、ある程度の「煽り」は仕方がないと思います。実際のところタイ・バンコクの都心部とはどこなのか?

まず2018年時点でCBDといえば「アソーク」と「シーロム」が2強かと思います。これに商業の中心と言われている「サヤーム」を結んだトライアングル周辺が真のバンコク都心部でしょう。ちょうどルンピニー公園から半径2.5kmあたりがバンコク都心部です。地図上のオレンジ枠で囲った中であれば「CBDに近い」と客観的に言えます。

ルンピニー公園を起点として、東側はBTSプラカノンやラマ4世通りがスクンビット通りにぶつかるまでの約5.5km、西側はチャオプラヤー川までの約3.0km、北側はNew Petchaburi Rdまでの約2.0kmを囲ったエリアが、バンコクCBDや都心部に近いエリアとなります。オレンジ枠内でも、エアポートレイルリンク(ARL)沿いや、ラマ4通り南側には何もありません。

おそらく2018年時点でのバンコク都心部は、将来的にも都心部でありCBDであり続けるでしょう。マストランジットでは、BTSスクンビットライン、MRTブルーライン、BTSシーロムラインが3強であり続けると予想しています。やはり計画初期にCBDを結ぶでしょうし、CBDと郊外を結ぶからこそ、渋滞緩和に寄与するはずです。

「CBDの渋滞緩和」というキーワードなら、ラマ4通り上を走る予定のグレーライン(モノレール)に価値が出る可能性があります。その他新線の価値はパープルラインと大差ないでしょう。個人的には何もないエリアで値上がりを期待するより、バンコク都心部で値下がりが小さい不動産に興味があります。私もオレンジ枠内でコンドミニアムを1戸購入しましたが、2戸目以降もバンコク都心部を狙っていく方針です。