日本では長くゼロ金利（預金にほとんど金利が付かない状態）が続いております。我が日本銀行（BOJ）と欧州中央銀行（ECB）は「マイナス金利政策」に踏み切っており、米国の中央銀行にあたる連邦準備制度理事会（FRB）も、超低金利状態から抜け出せていません。
そんな超低金利時代でも、実は金利の高い国があります。国内の個人投資家にも人気の高い「トルコ」がその代表格です。トルコの政策金利は7.5％です。この金利「差」を利用した資産運用方法を「スワップ運用」と言います。
繰り返しますが、日本の金利はほぼ0％です。そのため日本からトルコの通貨であるトルコリラを買って保有していると、ほぼ毎日「金利差収入」を得る事ができるのです。これは凄い事なのですが、世の中そんなに甘くはありません。
2016年10月17日現在のトルコリラ円レートは33～34円です。この価格が下がってしまうと「為替差損」が発生します。価格が将来どう動くかを予測するのは困難なのですが、金利収入が凄い勢いで積み上がっていくのも事実です。
長期の資産運用を考える際におすすめなのは、必ず「複数の手段」で運用する事です。決して1つの運用方法に、すべての資金を注ぎ込んでは行けません。あとは欲張らずに我慢強く資産を育てていく事が大切なのです。
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※現在は1日あたり2,300円の金利収入を得ております。
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※投資は損失が出るリスクがあります。余裕資金で長期間続けることが大切です。最終的な投資判断は必ずご自身でお願いしたします。